不妊症

妊娠を希望しているにもかかわらず2年以上妊娠しない場合不妊症と診断されます。婦人科で行われている一般的な不妊治療はタイミング法や人工授精・体外受精などです。しかし、受精して細胞分裂が始まった生命を子宮内に移植する体外受精を行っても子宝に恵まれない例が少なくありません(成功率は30 %程度 :厚労省)。

例えば対外受精細胞分裂が始まった卵胞を移植して育たないことは、子宮機能に不具合があると考えるべきでしょう。初期の卵胞の免疫は子宮粘液が担いますから、子宮内環境が妊娠にとって一つのポイントであると考えています。

鍼灸治療では子宮内膜の働きを高める目的で生殖器の粘膜に着目し、そしてその周辺の自律神経機能を調整します。

最新の医療技術を駆使しても妊娠されない方がいます。まずは子宮機能を見直してはいかがでしょう。妊娠は、受精と着床によって成り立ちますが、着床障害は盲点の一つと言えましょう。

子宮反応点を徹底的に鍼灸施術して、妊娠が確認される方は少なくありません。